2011年3月20日日曜日

昨日の仕事

廿日市市の海の見える杜美術館、中国新聞社主催 「きらめく装いの美 香水瓶の世界」特別観賞会の司会にいってまいりました。  この香水瓶展は 当館展覧のあと 福島県いわき市立美術館でも開催される予定になっていますが まだ 被害状況が明らかになっていないということもあり 開会式も 館長とパリ市立プティパレ美術館館長のご挨拶のみでした。 東北地方太平洋沖地震により 被災された方々 まだ 避難されている方々への黙とうを まず、参列者全員で捧げました。
 パリ市立プティパレ美術館のご夫妻の暖かいお言葉に みな感銘をうけ また ご夫妻の 「私たちは日本にいる友達のためにやってきました。」というお言葉が大変私はうれしかったです。 ご夫妻は 東北地方太平洋沖地震の影響で帰国されるため 21日に予定されていました講演会は中止となりました。
ご夫妻は 広島を訪れた時 世界遺産の原爆ドームをまず訪れ 人類がこんなにもひどいことをしたのかと悲しい気持ちになったが そのあと 同じく世界遺産の宮島を訪れ 神の島 宮島で自然に恵まれた素晴らしい景色を見て ほっとしたとおっしゃっていました。
 香水の使命は 夢を提供し その夢を見につける女性たちをさらなる崇高へと導く存在だそうです。  今 西日本で元気な暮らしを送らせていただいている私たちが 支援が必要な時に 廿日市から文化も発信して元気を与えたいですね。   展示は5月23日までです。

1 件のコメント:

  1. I'm impressed. It's pity that they have to leave because of the aftermath.

    Tammy

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